阿波国文庫
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阿波国文庫(あわのくにぶんこ)とは、徳島藩藩主であった蜂須賀氏が所蔵していた典籍で、儒学者の柴野栗山が所蔵していた漢籍と、国学者・書誌学者の屋代弘賢が所蔵していた「不忍文庫」の大半を遺贈されたものからなる。その蔵書数は最大で5万冊とも6万冊ともいわれる。 明治維新後、3万冊余りが徳島師範学校を経て徳島県立光慶図書館(現在の徳島県立図書館)に移管された。1918年3月末の蔵書数は14,336冊。太平洋戦争中の空襲(1945年)によりそのほとんどが焼失した。同所で再建したが、再び焼失した。現在は、徳島県立図書館に約500冊を残すのみとなっている。
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