阿波三木氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 07:19 UTC 版)
阿波忌部氏の後裔氏族。阿波国麻植郡の旧家。同阿波国麻植郡三木名の山岳領主。鎌倉時代後期から麻殖氏の宗家として活躍。南北朝時代は南朝に属し、室町時代は一族と共に阿波細川氏の被官となった。その後、三木姓を称し、天正13年(1585年)の蜂須賀家政の阿波入国時には当主の三木義村が蜂須賀側について一揆鎮圧に当たっている。江戸時代は帰農し麻植郡周辺の大庄屋を務めた。阿波国麻植郡三ツ木村に阿波三木氏が江戸時代に建築した三木家住宅 (美馬市)が残る。子孫に三木申三や三木忠雄がいる。歴代宗家当主は大嘗祭などに麻植の麻で作られた御衣を天皇家に献上しており、現在の本家当主も大嘗祭に、麻植の麻で作られた御衣を献上している。
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