防弾の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 00:53 UTC 版)
防弾ガラス - ガラスをポリカーボネートなどのプラスチックとの積層構造にする。ポリカーボネートのみからなる、一見ガラスに見える防弾素材もある。 防弾チョッキ - ケブラーなどの特殊繊維を織り込む。セラミックスなどの硬板を使ったものもある。 防弾壁 - ケブラーなどからなる補強材を貼り付けるか埋め込む。 防弾車 - 大量の金属材を使い一目で防弾とわかるようにつくられたもの(装甲車)や、一見通常車両に見えるものがある。 土嚢 - 市街戦など、即席で積み上げ、陣地作りにも繋がるもので、土で盛るという意味では「土塁」の部類であって防弾壁ではない。同様に「石塁」も十分防弾に繋がる(元寇後に築かれた石塁の厚さは1-2mあり、後世の銃器も防ぐことが可)。少例として、日露戦争時、友軍の遺体を重ねて利用した「人塁」がある。特に極寒地で土が掘れない状況下では凍りついた遺体が土塁の代わりとなる(極限時では他の人体も防弾となりうる)。 竹束 - 遺体を重ねた人塁と同様、有機素材を用いた防弾盾(ただし、戦場遺体は甲冑着用者も含む)。人体に比べ、腐敗による劣化は低いが、火攻に弱い。
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