防弾盾とは? わかりやすく解説

防弾盾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/03 13:18 UTC 版)

特型警備車より降車展開し、防弾盾を構えて前進する銃器対策部隊
防弾アタッシュケースを展開し、回転式拳銃を構えるセキュリティポリス

防弾盾(ぼうだんたて、英語: Ballistic shields / tactical shields / bulletproof shields)は、銃弾の貫通を防ぐように設計されたである。

暴徒鎮圧用の防護盾に類似しているが、より高い防護機能を備えている。また、防弾盾は暴徒鎮圧用の盾が十分な防護機能を提供できないような状況でも使用される[1]

概要

一人で持てる程度の小さな盾は「パーソナルシールド(personal shields)」と呼ばれ、米国ではパトカーに標準装備されている場合がある。

盾を使用するかどうかは、使用する側の方針や個々の状況によって異なる。盾の使用に関しては、防衛的な状況、例えば周辺を固めて応援を待つような場合に限られる方針を採っている警察もあれば、一方で、リスクの高い検問や危険とみなされる容疑者への接近など攻撃的な状況での使用を許可する警察もある[2]

警察用の防弾盾には、長時間持っていても疲れない機構や、シールドを持ったまま拳銃をリロードでき、片手でも正確に発射できる特徴を備えていることが推奨されている。これは、片手に防弾盾を持つと、もう片方の手で使える銃器の種類や射撃方法に制限が加えられてしまうからである[2]

構造

防弾盾はボディアーマー内の防護板に似た構造で、超高分子量ポリエチレンアラミドを原材料とする繊維強化プラスチック複合材料で作られるのが一般的である[3]セラミックアーマー英語版のように、外表面にセラミック層を設け、鉄芯の徹甲弾頭に対抗できるようにしたものもある。

防弾ベストとは異なり、身体に直接触れないように設計されているため、防弾盾で阻止できた弾丸がシールドを構える者に外傷や痛みを与えることはない[2]

機能・タイプ

防弾ガラス窓や左右どちらでも構えることが可能な持ち手、夜間用スポットライトなどの機能を持ち、手で持つタイプから車輪付きのフレームに装着するタイプのほか、アタッシュケースのようなタイプまで存在する。

サイズ

また、上半身だけを守るものから全身を守るものまで、大きさもさまざまである[1]

関連項目

  • SWAT-Bot:Howe & Howe Technologies社が開発・製造している移動式人員防護シールド
  • Mobile personnel shield:第一次世界大戦の塹壕戦で実験的に採用された移動式人員シールド。
  • 防弾

脚注

  1. ^ a b Bhatnagar, Ashok (2016). Lightweight Ballistic Composites: Military and Law-Enforcement Applications. Woodhead Publishing. p. 214. ISBN 978-0081004258. https://books.google.com/books?id=qZPBCQAAQBAJ&pg=PA214 
  2. ^ a b c Armellino, Rick (2010年3月9日). “How to buy personal shields”. PoliceOne. 2014年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月6日閲覧。
  3. ^ Ganor, Jake (2021). Body Armor and Light Ballistic Armor Materials and Systems (1 ed.). Adept Press. ISBN 979-8985020212 

防弾盾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 08:23 UTC 版)

「盾」の記事における「防弾盾」の解説

警察軍隊特殊部隊見られる装備で、盾を使用する場合突入班の前衛がこれを使う。防弾ガラス覗き窓ついているものも多く製品によってはライト装着されている。拳銃などを射撃できるようにピストルポートがついたものもあるが、銃付き自体15世紀には見られる。盾はその材質形状防弾性に差異がある。

※この「防弾盾」の解説は、「盾」の解説の一部です。
「防弾盾」を含む「盾」の記事については、「盾」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「防弾盾」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「防弾盾」の関連用語

防弾盾のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



防弾盾のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの防弾盾 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの盾 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS