関東丑五郎(かんと うしごろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/25 15:04 UTC 版)
「次郎長放浪記」の記事における「関東丑五郎(かんと うしごろう)」の解説
体中からサイを出すといわれる伝説の博徒。誘拐した名主の娘と身代金を、ひいては互いの命を賭け次郎長と勝負した。拐かしの動機は本人曰く「小遣い稼ぎ」だったが、真相は博徒を引退するための生活費だったらしく、次郎長はそれに感づいていた。「サイを食って生きている」という噂は、原作では噂止まりだったが、本編では本当にサイコロを食べており、劇中で技との関連性があることが示唆されている。眉間に掘られたサイの入れ墨はファッションではなく、賭場でイカサマの制裁として入れられたものだが、この入れ墨だけで次郎長が本人だと断定したことから、何らかの特別性があった可能性もある。次郎長は彼のイカサマを見破ろうとしていたが、その種は最後まで明かされることはなかった。
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