関口英子 (翻訳家)
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関口 英子(せきぐち えいこ、1966年 - )は、日本のイタリア文学の翻訳家。 多摩美術大学非常勤講師[1]。
埼玉県出身。大阪外国語大学イタリア語学科卒[1]、イタリア語講師、翻訳家として活動している。
2014年に『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』の翻訳により、第1回須賀敦子翻訳賞を受賞。
翻訳
- 『イタリアの外国人労働者』(マリオ・フォルトゥナート,サラーハ・メスナーニ、明石書店、シリーズ外国人労働者) 1994.8
 - 『つけこみ』(アルフレッド・コーエン、近代文芸社) 1997.11
 - 『ロックの世紀』(アンドレーア・ベルガミーニ、ヤマハミュージックメディア、絵本で読む音楽の歴史) 1999.7
 - 『ムッソリーニの毒ガス 植民地戦争におけるイタリアの化学戦』(アンジェロ・デル・ボカ編著、高橋武智共訳、大月書店) 2000.9
 - 『霧に消えた約束』(ジュゼッペ・ペデリアーリ、二見文庫) 2005.4
 - 『猫とともに去りぬ』(ロダーリ、光文社古典新訳文庫) 2006.9
 - 『神を見た犬』(ブッツァーティ、光文社古典新訳文庫) 2007.4
 - 『ジョルジオ・アルマーニ 帝王の美学』(レナータ・モルホ、目時能理子共訳、日本経済新聞出版社) 2007.7
 - 『天使の蝶』(プリーモ・レーヴィ、光文社古典新訳文庫) 2008.9
 - 『古代ローマ人の24時間 よみがえる帝都ローマの民衆生活』(アルベルト・アンジェラ、河出書房新社) 2010.7/河出文庫 2012.4
 - 『月を発見したチャウラ ピランデッロ短篇集』(ルイジ・ピランデルロ、光文社古典新訳文庫) 2012.10
 - 『古代ローマ帝国1万5000キロの旅』(アルベルト・アンジェラ、佐瀬奈緒美共訳、河出書房新社) 2013.2
 - 『名作短編で学ぶイタリア語』(白崎容子共編訳、ベレ出版) 2014.2
 - 『古代ローマ人の愛と性 官能の帝都を生きる民衆たち』(アルベルト・アンジェラ、佐瀬奈緒美共訳、河出書房新社) 2014.4
 - 『コカインゼロゼロゼロ 世界を支配する凶悪な欲望』(ロベルト・サヴィアーノ、中島知子共訳、河出書房新社) 2015.1
 - 『風の丘』(カルミネ・アバーテ、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2015.1
 - 『薔薇とハナムグリ シュルレアリスム・風刺短篇集』(モラヴィア、光文社古典新訳文庫) 2015.5
 - 『世の中ががらりと変わって見える物理の本』(カルロ・ロヴェッリ、竹内薫監訳、河出書房新社) 2015.11
 - 『アウシュヴィッツの囚人写真家』(ルーカ・クリッパ、マウリツィオ・オンニス、河出書房新社) 2016.2
 - 『ふたつの海のあいだで』(カルミネ・アバーテ、新潮クレスト・ブックス) 2017.2
 - 『失われた手稿譜 ヴィヴァルディをめぐる物語』(フェデリーコ・マリア・サルデッリ、栗原俊秀共訳、東京創元社) 2018.3/創元ライブラリ 2025
 - 『最後に鴉がやってくる』(イタロ・カルヴィーノ、国書刊行会) 2018.3
 - 『帰れない山』(パオロ・コニェッティ、新潮クレスト・ブックス) 2018.10
 - 『最後の手紙』(アントニエッタ・パストーレ、横山千里共訳、亜紀書房) 2019.9
 - 『どこか、安心できる場所で 新しいイタリアの文学』(パオロ・コニェッティ他、共訳、橋本勝雄、アンドレア・ラオス共編、国書刊行会) 2019.11
 - 『靴ひも』(ドメニコ・スタルノーネ、新潮クレスト・ブックス) 2019.11
 - 『海と山のオムレツ』(カルミネ・アバーテ、新潮クレスト・ブックス) 2020.10
 - 『戻ってきた娘』(ドナテッラ・ディ・ピエトラントニオ、小学館) 2021.3
 - 『フォンターネ山小屋の生活』(パオロ・コニェッティ、新潮クレスト・ブックス) 2022.2
 - 『「幸せの列車」に乗せられた少年』(ヴィオラ・アルドーネ、河出書房新社) 2022.9
 - 『なぜではなく、どんなふうに』(アリアンナ・ファリネッリ、東京創元社 海外文学セレクション) 2022.12
 - 『同調者』(モラヴィア、光文社古典新訳文庫)2023.1
 - 『マルナータ 不幸を呼ぶ子』(ベアトリーチェ・サルヴィオーニ、河出書房新社)2023.8
 - 『母、アンナ ロシアの真実を暴いたジャーナリストの情熱と人生』
 
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- (ヴェーラ・ポリトコフスカヤ/サーラ・ジュディチェ、森敦子共訳、解説 安間英夫、NHK出版) 2023.11
 
 
- 『遠くから見たら島だった』(ブルーノ・ムナーリ、創元社) 2023.12
 - 『この村にとどまる』(マルコ・バルツァーノ、新潮クレスト・ブックス) 2024.1
 - 『オリーヴァ・デナーロ』(ヴィオラ・アルドーネ、小学館) 2025.3
 - 『遺された者たちへ』(マッテオ・B・ビアンキ、新潮クレスト・ブックス) 2025.7
 
児童向け
- 『世界の音楽と人々』(ベルガミーニ、ヤマハミュージックメディア、絵本で読む音楽の歴史) 1999.3
 - 『ぼく、ママのおなかにいたいの…』(ジュゼッペ・ペデリアーリ、くもん出版) 2001.11
 - 『きっと天使だよ』(ミーノ・ミラーニ、鈴木出版) 2006.3
 - 『マルコとミルコの悪魔なんかこわくない!』(ジャンニ・ロダーリ、くもん出版) 2006.7
 - 『マルコヴァルドさんの四季』(イタロ・カルヴィーノ、岩波少年文庫) 2009.6
 - 『青矢号 おもちゃの夜行列車』(ジャンニ・ロダーリ、岩波少年文庫) 2010.5
 - 『あたしのクオレ』上・下(ビアンカ・ピッツォルノ、岩波少年文庫) 2017.2
 - 『弟は僕のヒーロー』(ジャコモ・マッツァリオール、小学館) 2017.8/小学館文庫 2023
 - 『イクバル 命をかけて闘った少年の夢』(キアーラ・ロッサーニ文、ビンバ・ランドマン絵、西村書店東京出版編集部) 2017.9
 - 『ぼくたちは幽霊じゃない』(ファブリツィオ・ガッティ、岩波書店) 2018.11
 - 『桜の木の見える場所』(パオラ・ペレッティ、小学館) 2019.11
 - 『13枚のピンぼけ写真』(キアラ・カルミナーティ、古山拓絵、岩波書店) 2022.3
 - 『命をつないだ路面電車』(テア・ランノ、山下愛純共訳、小学館)2024.7
 - 『空はみんなのもの』(ジャンニ・ロダーリ、荒井良二・絵、ほるぷ出版)2024.11
 
「天才!?科学者」シリーズ
- 『ガリレオ 地球をうごかした男』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.7
 - 『アインシュタイン ミクロの世界と宇宙のとびら』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.7
 - 『エジソン 現代を発明した男』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.9
 - 『ダーウィン 進化のしくみを考えた人』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.9
 - 『アルキメデス 地球を持ちあげてみせよう』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.10
 - 『ボルタ 未来をつくった電池の発明』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.10
 - 『ニュートン 宇宙の法則を見つけた男』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.10
 - 『ダ・ヴィンチ 時代を先取りした左手』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.10
 - 『ヒポクラテス 医学を発展させた賢人』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.10
 - 『メンデル エンドウマメと遺伝の法則』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.10
 
脚注
 
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