関口英子 (翻訳家)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 関口英子 (翻訳家)の意味・解説 

関口英子 (翻訳家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/06 10:00 UTC 版)

関口 英子(せきぐち えいこ、1966年 - )は、日本のイタリア文学翻訳家多摩美術大学非常勤講師[1]

埼玉県出身。大阪外国語大学イタリア語学科卒[1]イタリア語講師、翻訳家として活動している。

2014年に『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』の翻訳により、第1回須賀敦子翻訳賞を受賞。

翻訳

  • 『イタリアの外国人労働者』(マリオ・フォルトゥナート,サラーハ・メスナーニ、明石書店、シリーズ外国人労働者) 1994.8
  • 『つけこみ』(アルフレッド・コーエン、近代文芸社) 1997.11
  • 『ロックの世紀』(アンドレーア・ベルガミーニ、ヤマハミュージックメディア、絵本で読む音楽の歴史) 1999.7
  • ムッソリーニの毒ガス 植民地戦争におけるイタリアの化学戦』(アンジェロ・デル・ボカ編著、高橋武智共訳、大月書店) 2000.9
  • 『霧に消えた約束』(ジュゼッペ・ペデリアーリ、二見文庫) 2005.4
  • 『猫とともに去りぬ』(ロダーリ、光文社古典新訳文庫) 2006.9
  • 『神を見た犬』(ブッツァーティ、光文社古典新訳文庫) 2007.4
  • ジョルジオ・アルマーニ 帝王の美学』(レナータ・モルホ、目時能理子共訳、日本経済新聞出版社) 2007.7
  • 『天使の蝶』(プリーモ・レーヴィ、光文社古典新訳文庫) 2008.9
  • 古代ローマ人の24時間 よみがえる帝都ローマの民衆生活』(アルベルト・アンジェラ、河出書房新社) 2010.7/河出文庫 2012.4
  • 『月を発見したチャウラ ピランデッロ短篇集』(ルイジ・ピランデルロ、光文社古典新訳文庫) 2012.10
  • 『古代ローマ帝国1万5000キロの旅』(アルベルト・アンジェラ、佐瀬奈緒美共訳、河出書房新社) 2013.2
  • 『名作短編で学ぶイタリア語』(白崎容子共編訳、ベレ出版) 2014.2
  • 『古代ローマ人の愛と性 官能の帝都を生きる民衆たち』(アルベルト・アンジェラ、佐瀬奈緒美共訳、河出書房新社) 2014.4
  • コカインゼロゼロゼロ 世界を支配する凶悪な欲望』(ロベルト・サヴィアーノ、中島知子共訳、河出書房新社) 2015.1
  • 『風の丘』(カルミネ・アバーテ新潮社新潮クレスト・ブックス) 2015.1
  • 『薔薇とハナムグリ シュルレアリスム・風刺短篇集』(モラヴィア、光文社古典新訳文庫) 2015.5
  • 『世の中ががらりと変わって見える物理の本』(カルロ・ロヴェッリ竹内薫監訳、河出書房新社) 2015.11
  • 『アウシュヴィッツの囚人写真家』(ルーカ・クリッパ、マウリツィオ・オンニス、河出書房新社) 2016.2
  • 『ふたつの海のあいだで』(カルミネ・アバーテ、新潮クレスト・ブックス) 2017.2
  • 『失われた手稿譜 ヴィヴァルディをめぐる物語』(フェデリーコ・マリア・サルデッリ、栗原俊秀共訳、東京創元社) 2018.3/創元ライブラリ 2025
  • 『最後に鴉がやってくる』(イタロ・カルヴィーノ国書刊行会) 2018.3
  • 『帰れない山』(パオロ・コニェッティ、新潮クレスト・ブックス) 2018.10
  • 『最後の手紙』(アントニエッタ・パストーレ、横山千里共訳、亜紀書房) 2019.9
  • 『どこか、安心できる場所で 新しいイタリアの文学』(パオロ・コニェッティ他、共訳、橋本勝雄、アンドレア・ラオス共編、国書刊行会) 2019.11
  • 『靴ひも』(ドメニコ・スタルノーネ、新潮クレスト・ブックス) 2019.11
  • 『海と山のオムレツ』(カルミネ・アバーテ、新潮クレスト・ブックス) 2020.10
  • 『戻ってきた娘』(ドナテッラ・ディ・ピエトラントニオ、小学館) 2021.3
  • 『フォンターネ山小屋の生活』(パオロ・コニェッティ、新潮クレスト・ブックス) 2022.2
  • 『「幸せの列車」に乗せられた少年』(ヴィオラ・アルドーネ、河出書房新社) 2022.9
  • 『なぜではなく、どんなふうに』(アリアンナ・ファリネッリ、東京創元社 海外文学セレクション) 2022.12
  • 『同調者』(モラヴィア、光文社古典新訳文庫)2023.1
  • 『マルナータ 不幸を呼ぶ子』(ベアトリーチェ・サルヴィオーニ、河出書房新社)2023.8
  • 母、アンナ ロシアの真実を暴いたジャーナリストの情熱と人生』
(ヴェーラ・ポリトコフスカヤ/サーラ・ジュディチェ、森敦子共訳、解説 安間英夫、NHK出版) 2023.11
  • 『遠くから見たら島だった』(ブルーノ・ムナーリ、創元社) 2023.12
  • 『この村にとどまる』(マルコ・バルツァーノ、新潮クレスト・ブックス) 2024.1
  • 『オリーヴァ・デナーロ』(ヴィオラ・アルドーネ、小学館) 2025.3
  • 『遺された者たちへ』(マッテオ・B・ビアンキ、新潮クレスト・ブックス) 2025.7

児童向け

  • 『世界の音楽と人々』(ベルガミーニ、ヤマハミュージックメディア、絵本で読む音楽の歴史) 1999.3
  • 『ぼく、ママのおなかにいたいの…』(ジュゼッペ・ペデリアーリ、くもん出版) 2001.11
  • 『きっと天使だよ』(ミーノ・ミラーニ、鈴木出版) 2006.3
  • 『マルコとミルコの悪魔なんかこわくない!』(ジャンニ・ロダーリ、くもん出版) 2006.7
  • 『マルコヴァルドさんの四季』(イタロ・カルヴィーノ岩波少年文庫) 2009.6
  • 『青矢号 おもちゃの夜行列車』(ジャンニ・ロダーリ、岩波少年文庫) 2010.5
  • 『あたしのクオレ』上・下(ビアンカ・ピッツォルノ、岩波少年文庫) 2017.2
  • 『弟は僕のヒーロー』(ジャコモ・マッツァリオール、小学館) 2017.8/小学館文庫 2023
  • 『イクバル 命をかけて闘った少年の夢』(キアーラ・ロッサーニ文、ビンバ・ランドマン絵、西村書店東京出版編集部) 2017.9
  • 『ぼくたちは幽霊じゃない』(ファブリツィオ・ガッティ、岩波書店) 2018.11
  • 『桜の木の見える場所』(パオラ・ペレッティ、小学館) 2019.11
  • 『13枚のピンぼけ写真』(キアラ・カルミナーティ、古山拓絵、岩波書店) 2022.3
  • 『命をつないだ路面電車』(テア・ランノ、山下愛純共訳、小学館)2024.7
  • 『空はみんなのもの』(ジャンニ・ロダーリ、荒井良二・絵、ほるぷ出版)2024.11

「天才!?科学者」シリーズ

  • ガリレオ 地球をうごかした男』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.7
  • アインシュタイン ミクロの世界と宇宙のとびら』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.7
  • エジソン 現代を発明した男』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.9
  • ダーウィン 進化のしくみを考えた人』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.9
  • アルキメデス 地球を持ちあげてみせよう』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.10
  • ボルタ 未来をつくった電池の発明』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.10
  • ニュートン 宇宙の法則を見つけた男』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.10
  • ダ・ヴィンチ 時代を先取りした左手』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.10
  • ヒポクラテス 医学を発展させた賢人』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.10
  • メンデル エンドウマメ遺伝の法則』(ルカ・ノヴェッリ、岩崎書店、天才!?科学者シリーズ) 2009.10

脚注

  1. ^ a b 多摩美術大学教員業績詳細[1]





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「関口英子 (翻訳家)」の関連用語

関口英子 (翻訳家)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



関口英子 (翻訳家)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの関口英子 (翻訳家) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS