開発上の問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/11 07:39 UTC 版)
不均一な燃焼が問題であり、液体装薬が端から順に燃焼すれば良いが、最悪では全てが同時に燃焼すれば爆発となってしまう。点火後も液体装薬を薬室内に注入し続けるハイパーゴリック式では、ごく短時間に超高圧で注入する必要があり、薬室内の燃焼ガスをパイプによって外のピストンまで導くことで高圧を得て、ピストンの反対側で液体装薬を加圧する技術の開発が行われているが、ピストンのシーリング技術が開発できずにいる。 105mm戦車砲のカットモデル手前の茶色の部分が固体装薬である 実用化できれば、自走砲や戦車・機関砲といった陸上兵器や戦闘用艦艇の艦載砲などに使用されると期待される。
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