開発の概略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 07:26 UTC 版)
「Google 日本語入力」の記事における「開発の概略」の解説
Googleで「もしかして機能」を担当、形態素解析エンジン・MeCabの開発者でもある技術者の工藤拓が、その経験から日本語入力ソフトウェアとしての可能性を感じ、またオープンソースの日本語入力ソフトウェア・PRIMEの開発経験を持つ技術者の小松弘幸もアイディアを温めていた。 その後、この2人が中心となって「20%ルール」(勤務時間の20%を自由に使って良いというGoogleの社内ルール)のプロジェクトとして開発を開始し、この分野に詳しい貢献者を徐々に増やしながら公開に至った。 2010年2月17日から、新機能のテストとバグの早期発見を目的に開発版(アルファ版)がリリースされ、同年12月16日には正式版がリリースされた。開発版は今もダウンロードして使用することが可能だが、Google 日本語入力チームは安全性の観点から通常の使用には正式版を勧めている。 2010年5月11日、オープンソース版のGoogle 日本語入力であるMozcがリリースされた。そして2011年12月15日にはAndroid向けのベータ版がリリースされ、2013年4月に正式版となった。
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