金沢仏壇
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金沢仏壇 |
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かなざわぶつだん |
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仏壇・仏具 |
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仏壇 |
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金沢仏壇の始まりは17世紀まで遡ることができます。金沢で仏壇が作られるようになった背景には、室町時代に蓮如上人(れんにょしょうにん)という浄土真宗の僧侶が、北陸地方で教えを広めたため、この地方の多くの人々の間で浄土真宗が信仰されていたことと、加賀藩主によって完成された細工所から、優れた工芸技術者が育ったことがあります。また、徳川幕府の宗門改(しゅうもんあらため)にのっとって、加賀藩が各家庭に仏壇を持つように勧めたことや、加賀百万石と呼ばれる豊かな財力に支えられた華やかな加賀文化があったことから、厳かで美しい金箔や蒔絵技術をふんだんに使った金沢仏壇が作られるようになったのです。 |
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石川県 |
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昭和51年6月2日 |
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加賀は真宗王国とも呼ばれるほど浄土真宗の盛んな土地柄のため、他の地域に比べて仏壇の需要がありました。加賀藩細工所の蒔絵技術や、彫刻の技術が仏壇にも活かされたという伝統をもとに、金箔をふんだんに使った製品が特徴となっています。 |
金沢仏壇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/24 05:00 UTC 版)
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