金剛杖と焼印・刻印
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 21:16 UTC 版)
近年は軽量な金属製のストックを使う登山者が増えているが、富士山では昔ながらの木製の金剛杖の使用も多い。この金剛杖には日章旗や旭日旗などをつけて販売されることも多いほか、各山小屋では記念の焼印を有料で行っている。このため、すべての小屋の焼印を集め、杖を焼印でいっぱいにした登山者を多く見かける。金剛杖を購入した小屋や宿泊した小屋は焼印代を免除することが一般的である。雨天時は焼印を行わない所もある。 山頂の富士山本宮浅間大社奥宮および久須志神社、富士宮口山麓の富士山本宮浅間大社本宮や、吉田口山麓の北口本宮冨士浅間神社、富士スバルライン五合目の富士小御嶽神社、須走口山麓の東口本宮冨士浅間神社など、富士登山にかかわる一部の神社では金剛杖への朱肉刻印を有料で行っている。これらの神社では御朱印をいただくこともできる。
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