都岳連の各種活動
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登山教室 日山協の山岳指導員(日本スポーツ協会スポーツ指導者準拠資格)の資格を持つ都岳連構成員による雪山、クライミング、沢登り、トレッキングの教室が年数回開催されており、都岳連会員、一般登山者を問わず多くの人々に登山技術の普及が行われている。 日本山岳耐久レース 毎年10月に五日市を拠点として奥多摩全山を24時間で走破する山岳レースが行われ、多くの選手が参加している。 このレースは別名「長谷川恒男CUP」「ハセツネ」とも呼ばれ、かつて都岳連に所属していた伝説のクライマーである長谷川恒男にちなんだものである。 都岳連山岳遭難共済制度 都岳連では今まで日本山岳協会一般共済や損害保険会社の山岳保険によって山岳事故の補償を行っていたが、保険金の支払などに制約が多く必ずしも満足の行く補償内容ではなかった。そこで2003年より都岳連の完全自主運営の山岳遭難共済を開始した。 原則として都岳連の加盟山岳会会員と個人会員の福利厚生制度として制定されたが、最近それ以外の一般登山者でも加入できるように「都岳連共済友の会」の制度がつくられた。 自然保護活動 都岳連の自然保護委員会では、毎年4月にカタクリの花が咲き乱れることで知られてきた奥多摩の御前山でJMSCA自然保護指導員などとカタクリパトロールや自然保護の啓もう活動を続けている。 また、御前山や三頭山では水質調査なども行われており、山岳における登山者の排泄行為による影響やシカの食害などの調査をしている。 これらの活動は2003年に山と渓谷社より「第1回山岳環境賞」を受賞されている。
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