シカの食害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 05:56 UTC 版)
周辺の南アルプス南部でも、猟師の減少や地球温暖化などの影響でシカの個体数が増加し、山腹の植林地の針葉樹の皮が食べられたり、高山帯の毒性のあるものを除き高山植物が食べ尽くされるシカの食害が生じている。2010年8月28日から30日にかけて、山頂付近のライチョウの餌でもある高山植物の群生地をニホンジカの食害から守るため、約1,100 m² の区域に防護柵を設置された。周辺のハイマツ帯では、イブキジャコウソウ、シロバナタカネビランジ、タカネマツムシソウ、ヨツバシオガマなどの高山植物が見られる。
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