部屋の創設・継承資格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 06:05 UTC 版)
もともと部屋の分離独立に関する基準はなく、理事会で承認されればどの年寄でも部屋を新設することができたが、上述の部屋数の急増を受けて、平成中期に部屋創設の要件に該当年寄の現役時代の成績の制限を加えた。 部屋創設(分家独立)の要件 2006年9月28日制定。以下の要件を満たし、引退から1年以上経過した後、師匠の了承と理事会の承認を得ること。 横綱もしくは大関(大関から陥落した力士も含む) 三役(関脇・小結)通算25場所以上 幕内通算60場所以上(番付制限なし) 既存の部屋の継承に限定した要件 1998年5月1日制定。現役力士が理事会で相撲部屋継承者と認められれば、通常の年寄襲名条件(年寄名跡#襲名条件を参照)ではなく、例外規定を適用し、現役を引退して部屋を継承することが可能となった。条件は以下。 幕内通算12場所以上 幕内・十両(関取)通算20場所以上
※この「部屋の創設・継承資格」の解説は、「相撲部屋」の解説の一部です。
「部屋の創設・継承資格」を含む「相撲部屋」の記事については、「相撲部屋」の概要を参照ください。
- 部屋の創設・継承資格のページへのリンク