道具、物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 10:12 UTC 版)
玄象(げんじょう) 唐から伝来した稀代の名器と呼ばれる琵琶。唐の琵琶博士・廉承武(れんしょうぶ)が弟子の藤原貞敏に給えた。作者である漢多太の霊によって盗まれ、羅城門の楼上にて奏でられる。その幽玄な音色は内裏にまで響く。内裏に戻されてからは、奏者の腕前が拙いと腹を立てて鳴らなかったり、火災の際には自然と庭に避難していたりと「生きたる者の様にぞ有る」と語り伝えられた。 葉二(はふたつ) 博雅が自分の笛と交換で謎の少年(朱雀門の鬼)から受け取った笛。 直刀(すぐは)の霊剣 唐の道教の呪の施された霊剣。作中に明言はないが、七星剣と考えられる。七月の庚申の日に造られて、渡来してきた。三十四柄ほどあり、そのなかには「破敵」や「守護」という特別な霊験も含まれている。内裏の温明殿(うんめいでん)に保管されていたが、晴明が白比丘尼の禍蛇祓いのため、博雅を通じて手に入れた。 振り鼓(ふりつづみ) 桃の弓、葦の矢
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