連載タイトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 02:07 UTC 版)
「プロメーテウス」も参照 連載タイトルの中の「プロメテウス」は、ギリシア神話に出てくる神族の名である。プロメーテウスはゼウスの命令に背きながらも、人類が幸せになると信じて火を与えた。 連載第1回の末尾に 「 ギリシャ神話によると、人類に火を与えたのはプロメテウスだった。(中略)プロメテウスによって文明を得た人類が、いま原子の火に悩んでいる。福島第一原発の破綻(はたん)を背景に、国、民、電力を考える。 」 という言及がある。同様の文は、各単行本の冒頭にも掲げられている。 プロメーテウスが人類に与えた『火』は、人類に文明や技術など多くの恩恵を与えたが、同時に、その火は武器を作り戦争を始めるもとにもなった。この神話にちなみ、プロメテウスの火という言葉は、原子力など、人間の力では制御できないほど、強大でリスクの大きい科学技術の暗喩としてしばしば用いられる。この連載タイトルはさらに一歩踏み込んで、「罠」と表現している。
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