連合国の反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 02:17 UTC 版)
連合国は封鎖している戦隊を襲うために外装水雷を備えた一般に小さくて素早い蒸気駆動のランチ、水雷艇を建造した。蒸気駆動のランチを改装して造るものもあれば、CSSデイビッド級のようにその目的のために造られたものもあった。水雷艇は闇夜に紛れて封鎖している艦船の船腹に向けて外装水雷を放ち、素早く反転して爆発物を爆発させた。水雷艇は大変効果的とまではいかず、艦船の両側に鎖をぶら下げ、水雷艇のスクリューを引っかけるという簡単な方法、あるいは艦船を木製の柱で取り囲み、外装水雷が近づけないよう罠に掛けるという方法で容易に反撃された。 歴史的に知られた海戦の1例として、人力潜水艦H.L.ハンリーがチャールストンから出港し北軍の封鎖中の艦船に向かった。1864年2月17日の夜、H.L.ハンリーはUSSヒューサトニックを攻撃した。ヒューサトニックは5名の乗組員を失って沈没したが、H.L.ハンリーも9名の乗組員を乗せたまま沈没した。
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