逓信省はドイツの SOE を採用
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「CQ」の記事における「逓信省はドイツの SOE を採用」の解説
日露戦争が終わり、逓信省の無線研究が再開された。逓信省としては1906年(明治39年)にベルリンで開かれた第一回国際無線電信会議の条約と規則が発効する1908年(明治41年)7月1日までに、日本でも海上移動による無線電報サービスを創業することを目指した。突貫工事で海岸局の建設と船舶局を設置し、それに従事する通信士を養成して、1908年5月16日、銚子無線JCSと天洋丸TTYの2局で逓信省の無線電報ビジネスがスタートした。これに合わせて直前の4月9日に『無線電報取扱規程』を定め、ドイツ帝国の無線法にならい、本規則第6條に探呼略符号 ・・・― ― ― ・(SOE)を規定した。
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