逓減標
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 13:52 UTC 版)
線路の曲線区間においては、カントを設けるのが原則である。ただし、カントは直線区間ではゼロであることからカントのすりつけ区間(逓減区間)が必要であり、その始点・終点に設けられるのが逓減標である。 曲線区間の前後には緩和曲線を挿入することが多いため、一般に緩和曲線の始点・終点に設けられる。しかし、反向曲線(いわゆるS字カーブ)など緩和曲線が設けられない区間では、円弧曲線部や直線部の途中に逓減区間を設けることもある。
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