近年のモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 10:39 UTC 版)
「大統領専用車 (アメリカ合衆国)」の記事における「近年のモデル」の解説
2009年大統領就任式で最初に供用されたプレジデンシャル・リムジン。シークレット・サービスに警護されて登場し、ジョージ・W・ブッシュ大統領が使用した2台のDTSリムジンが後方に予備として控えている。 国内及び国外の移動で輸送されるC-17 グローブマスターIII内のDTSリムジンとプレジデンシャル・リムジンのリア 先代の大統領専用車は2009年1月20日に就役した。製造者のゼネラルモーターズ(GM)社によると「2009年モデル キャデラック・プレジデンシャル リムジン」は、特定の車種から名称を踏襲しない初めての車である。外観はキャデラック・DTS リムジンを拡大したように見えるが、シャーシと駆動系はGMC・トップキックからの流用と推測され、エクステリアもヘッドライトはエスカレードの部品であるなど、様々なGM車を基にしている。価格は公表されていないが、ロンドンを拠点とした「ガーディアン」紙によると米国政府が負担する1台分のコストは30万U.S.ドルである。 本来であれば大統領の移動は統一されるところであるが、第44代大統領のバラク・オバマは大統領在任中に各地を訪問する際、国内や国外でも比較的安全な同盟国での移動にはジョージ・W・ブッシュ第43代大統領が使用していたDTSリムジンを引き続き使用していた(治安に懸念がある場合は現行モデルを使用することが多い)。
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