近世水道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 15:11 UTC 版)
日本の近世都市水道としては小田原早川上水が起源である。一般には、天正18年(1590年)徳川家康が江戸城下に整備した神田上水が飲料用としての大規模都市水道の最初とされている。 江戸時代以降一国一城令を経て、城は防衛拠点としての意味合いは薄くなり政治や経済の中心として城下町とともに整備されていった。城下町の中には水利に恵まれない場所に建設されたことから人為的に真水を確保する必要に迫られたため、更には城下町が拡大するにつれ水の供給量が不足したため、藩運営あるいは町民により上水道が各地に整備された。福山水道もこの中の一つである。
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