軽量化効用
クルマが軽くなると最高速度、加速性能、燃費、操縦安定性、ブレーキ、乗り心地、機器の操作性、駐車性、サービス性などに直接的、間接的に効用がある。衝突安全面からも軽いほうが、エネルギー吸収量が少なくてすみよい面もある。クルマ全体が軽いと入力荷重が減り、各部品や部位の耐久強度は上がる。副次的には振動・騒音が伝わりやすい面もあるが、振動発生源が軽いとそのエネルギーは少ないので、振動・騒音はトータルで減るといえる。さらに、タイヤの摩耗や機械飯合部の摩耗も減る。積載性の向上、耐久性の向上もある。軽量化は多岐に影響し、バランスのとれた総合技術を必要とするので、軽量化技術力はまさに自動車技術力である。
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