車いす席
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 22:45 UTC 版)
国際パラリンピック委員会(IPC)は、プロスポーツ会場における車いす席の割合を0.5%と定めている(他に勾配が2%以下などの規定もある)。IPCは五輪においては0.75%以上、パラリンピックは1 - 1.2%以上としているという情報もある。 2015年7月のNHKの調査では、プロ野球とJリーグの30のスタジアムのうち0.5%以上という基準を満たしているのは、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島、東京スタジアム、豊田スタジアム、仙台スタジアムの4つのみだった。7月17日、国土交通省も車いす席を全体の0.5%に設置するガイドラインを示した。スタジアム以外にも劇場・映画館・集会場なども対象で、通路の幅や転回スペースなどの指針も盛り込まれたが、すべて法的拘束力はないという(5月1日に追補版の案が公表されていた)。 2020年東京オリンピック関連施設については、全体の0.75%以上とする指針案を、国・東京都・五輪組織委員会などが検討しているという。
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