身延山僧道実修生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 22:09 UTC 版)
昭和48年より開設された久遠寺独自の僧侶育成機関。時代に対応し、かつ即応できる僧侶の育成を目指すもので、身延山高校・大学の在院生とは別枠でおよそ1年間の寄宿生活(現在は3月入場、翌年の4月に修了)をする。一般的な「実習生」ではなく「実修生」と表記するのは「自ら修める意であり、進取の気性を持ち、与えられたもの与えられないものの双方を自ら求め、広く学びとるように心掛けること」に由来する。高卒程度の学歴があって日蓮宗の僧侶を志す者であれば誰でも志願できる(師僧同伴の面接はある)ため、寺院への婿入り等で社会人から僧侶を志す者など在家の入場者も多い。また、既に教師認証を受けて日蓮宗僧侶になった者でも法要・法話の実績を積む為に入場することが可能である。開設当初からは男子しか入場できなかったが、令和2年からは女子の僧道実修生制度も開始された(こちらは10月入場で、約半年間)。
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