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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 07:51 UTC 版)
「つくば号」は開業後1ヶ月で1便あたり30人以上の利用者数となり、さらに3ヵ月後には1便あたり39.9人と東名高速線を上回る状態となった。利用者の急増に対応し、開業5ヶ月後には1日30往復に増便、さらに1988年8月には1日56往復に増便された。 「つくば号」が非常に良好な成績を収めたことから、JRバス関東では常磐自動車道を経由する高速バスの路線展開を進めることとなり、1988年4月27日からは東京駅と水戸駅を結ぶ「みと号」の運行を、同年6月1日からは東京駅と日立駅を結ぶ「日立号」の運行を開始した。いずれの路線も鉄道と完全に並行する路線となったが、「みと号」は半年で1日平均利用者数は700人程度と当初の計画を超えた実績を記録、「日立号」も1日平均利用者数は180人程度とほぼ当初計画通りの実績となった。
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