跡地の動向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 10:20 UTC 版)
閉鎖後は、IDC大塚家具が梅田ショールームとして1~4階にテナントとして入り、塔屋には「THE PLAZA」の文字が入ったままだったが、ABCが福島区(ほたるまち)に建設した新社屋へ2008年(平成20年)に移転し、IDC大塚家具が梅田ショールームを大阪南港ショールームへ統合するために2010年(平成22年)12月31日限りで閉店したのに伴い、解体されることとなった。 1階ロビーのレリーフ「花と女性」はIDC大塚家具のショールーム時代も設置されたままで、解体を前にABCに引き取りを打診したものの断られ、同社がいったん引き取った上で公共施設への寄贈などによる保存を模索したところ、向井良吉にゆかりの深い世田谷美術館が受贈することになり、2012年3月から一般公開されている。 解体工事は2011年(平成23年)2月1日から竹中工務店により開始され、解体には同社が開発した「竹中ハットダウン工法」が導入された。 その後、2017年1月に積水ハウス、三菱地所レジデンス、東急不動産など5社の共同企業体がホテルプラザ及びABCセンターの跡地を取得、高さ最大178m、敷地面積約1万m2、900戸規模のタワーマンションを建てる計画があると報じられた。跡地は2016年末に取得済みで、名称は「グランドメゾン新梅田タワー THE CLUB RESIDENCE(ザ・クラブレジデンス)」、計画では2022年完成予定としている。
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