超微粉末
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 06:48 UTC 版)
酸化ケイ素・酸化アルミニウム・酸化カルシウムなどを含み、セメントのアルカリ性下で水和反応をする粉末。は主にシリカの粉末や高炉スラグ、フライアッシュ(石炭灰)、石灰石、籾殻灰などが添加され、コンクリートの強度促進とともに製鉄所や石炭火力発電所の産業廃棄物のリサイクルの役割を果たしている。日本では1910年頃から高炉スラグを使用した高炉セメントの製造が行われ、近年では混和材としての利用も進み、1995年にJIS規格による品質基準が制定された。フライアッシュの利用は高炉スラグより遅く、1953年に須田貝ダムの建設で日本で初めて使われたとされている。
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