起源と初期のバージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 07:03 UTC 版)
「朝日のあたる家」の記事における「起源と初期のバージョン」の解説
多くのトラディショナルなフォーク・バラードと同じく作者不詳であるが、1930年代には原型と見られる録音がいくつか残されている。現存する最古の音源はクラレンス・アシュレイ (Clarence "Tom" Ashley) らが1933年に録音したもので、アシュレイはそれを祖父から教わったものだと述べている。また、アメリカ議会図書館のアーカイブ・オブ・アメリカン・フォーク・ソング(英語版)の研究員アラン・ロマックスは、ジョージア・ターナー (Georgia Turner) という16才の少女が唄った "The Risin' Sun Blues" を1937年9月15日に録音、収集している。 その後、歌い継がれるうちに詞や曲調に変化が加えられ、ジョシュ・ホワイト(英語版、ドイツ語版、スウェーデン語版)などは元々メジャー調だったものを、マイナー調にアレンジしている。 1941年にウディ・ガスリー、1948年にレッドベリー、1960年にジョーン・バエズがレコーディングしており、デイヴ・ヴァン・ロンク(英語版、ロシア語版)も1960年代初頭、ロマックスの音源に自らのアレンジを加え自身の重要なレパートリーとしていた。
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