走者の守備妨害とは? わかりやすく解説

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走者の守備妨害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:55 UTC 版)

守備妨害」の記事における「走者の守備妨害」の解説

1976年5月20日広島東洋カープ阪神 2回裏広島攻撃)、無死満塁打者外木場義郎二塁手方向ゴロ打球打った阪神榊原良行二塁手がこれを捕って二塁送球しようとしたとき、一塁走者水沼四郎ぶつかった妨害発生のとき三塁走者本塁達していたが、二塁走者三塁達していなかった。審判団水沼守備妨害アウト宣告したが、塁上走者に対して妨害発生時点達していた塁までの進塁認め得点1、一死一・二塁で再開とした。しかし、この事例打者走者がまだ一塁達する前の妨害であったから、本来なら打者走者一塁認めそれ以外走者進塁できないことになる。得点認めず一死満塁からの再開とするべきであった2014年7月4日読売ジャイアンツ巨人対中ドラゴンズ東京ドーム) 8回表(中日攻撃)、一死一・二塁から、藤井淳志打球巨人久保裕也投手グラブ弾いて二塁手方向跳ね、これを片岡治大二塁手処理しようとしたところ、直前一塁走者和田一浩触れ打球を処理できなかった。二塁塁審佐々木昌信は、「片岡打球処理しようとしており、守備機会があった。一塁走者和田がその守備妨害した」と判断した。つまり、規則7.08(f)【注1】 にある「一度内野手触れた打球守備しようとしている他の野手走者妨害した場合にあたり、同7.08(b) を適用して守備妨害である。和田アウト宣告され三塁進んだ二塁走者二塁戻されて、二死一・二塁で試合再開された。 2015年7月12日東京ヤクルトスワローズ横浜DeNAベイスターズ明治神宮野球場) 9回裏(ヤクルト攻撃)、無死一塁一塁走者武内晋一中村悠平一塁ゴロの際に既にフォースアウトとなっていたが、併殺逃れようとしてDeNA倉本寿彦遊撃手向けてスライディングし交錯する。この行為守備妨害判定され打者中村アウトになったこのような形で併殺成立した場合は、打者には併殺打記録されない)。武内はこの判定不服態度表しグラウンドヘルメット投げつけたことが審判員への侮辱行為見做され退場処分課された。

※この「走者の守備妨害」の解説は、「守備妨害」の解説の一部です。
「走者の守備妨害」を含む「守備妨害」の記事については、「守備妨害」の概要を参照ください。

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