赤道位置の確認
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 03:06 UTC 版)
ポルトガル海軍の将校・航法士であり歴史家だったガーゴ・コーチニョ(1869年 - 1959年)が1915年から1918年までこの近辺の測量任務を指揮していた。任務の内容は付近の島嶼における基礎となる測地網の設定と爾後の三角法による測量、精密な測量及び天体観測だった。 任務中、コーチニョは赤道がロラス島を横切っていることを発見した。この成果は『1915年から1918年のサントメ島における測量任務の報告』(ポルトガル語: Relatório da Missão Geodésica da Ilha de São Tomé 1915-1918)で発表されるとともに1919年に発行された地図に反映された。このことはポルトガルの植民地における、実用的な測地学における最初に達成された事業だと考えられている。
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