貫 (建築)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 00:37 UTC 版)
貫(ぬき)とは木造建築で柱等の垂直材間に通す水平材。日本には鎌倉時代の俊乗坊重源が中国から大仏殿建造のための最新技術として伝え、その構造の強固さから急速に日本全国に広まった。 木造建築では、水平方向の固定に用いる。壁・床下の補強などに使われている。小屋組の場合は"小屋筋交い"や"振れ止め"がほぼ同じ役割を持っている。壁、主に真壁に使用される貫は、柱を貫通させ楔で固めることにより、柱の曲げ耐力を建築に加わる水平力に対する抵抗要素とする働きを持つ。多くの場合、貫は鉛直方向に長い長方形の断面形状をとる。よく似た役割を持った建築材に長押(なげし)があるが、長押は柱の外側から釘で打ちつけるものであるのに対し、貫は文字通り柱を貫通するところが異なる。ただし、現代の使用方法では、床下の根がらみ貫(床束に打ち付ける貫の一種。元々は、貫通させていたが、簡略化されて外から固定されるようになっている。)のように柱や束を必ず貫通するものとは限らない。
- 1 貫 (建築)とは
- 2 貫 (建築)の概要
「貫 (建築)」の例文・使い方・用例・文例
- 首尾一貫した政策
- 彼の議論は終始一貫している
- 彼は非常に苦境なときですら自分の信念を貫いた
- その保安林を貫通する道路を建設した
- 弾丸が彼の胸部を貫通した
- 弾丸が彼の足を貫通した
- 一筋の小道が林を貫いている
- 彼が一貫教育を考えています
- 徹甲弾は装甲を貫くことができる。
- この中心思想が物語の全体を貫いている。
- 彼は一貫性と先見の明のある戦略を展開することの必要性を強調した。
- 彼はそのお店での掻っ払い行為を一貫して否定している。
- 我々は、鉄道コンテナ利用によるトラックとの共同一貫輸送を行い、物流コスト低減を目指している。
- 今日、日経平均は一貫した下げ足の傾向を見せた。
- 当社は垂直型M&Aによって製造から販売まで一貫性のある体制を構築した。
- 中高一貫校
- 一貫した体制で生産するのは難しい。
- 一貫した歯の治療に関係する
- 一貫性を私たちは保たなければいけないという意味ですか?
- 首尾一貫した全体へ
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