谷川良太郎
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谷川は1948年時点で東京都大田区に在住の発明家で、南金作により谷川という男が特許を取っていた陶器のツボで壺詰をと言及されている人物である。谷川は1948年6月6日に小谷道夫によるインタビューで、小沢専七郎と書かれた陶器の真空罐詰は自分の発明であるとしている。また谷川は小沢専七郎の署名がある巻紙をとりだし、以下のような話をしたと小谷は記している。 当時、小沢氏が東条首相からこの防空食罐詰を実施するために引き出した金は、実に八百万円以上にのぼるといわれているが、谷川氏への実施謝礼はなんとこの額の千分の一にも達しない小額でしかも小切手で送付して来た。もちろん谷川氏はその非礼に憤慨して即座に返送したので、言訳に国士気取りの文句を書いて送ったものである
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