諸言語の研究
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「フーゴー・シューハルト」の記事における「諸言語の研究」の解説
シューハルトは1875年にウェールズ地方を訪れた。この前後に多くのケルト語関係の研究論文を書いている。 1880年代以降はクレオールやバスク語を熱心に研究した。またクレオールに限らず混合言語の研究に大きな貢献をした。シューハルトによればすべての言語は多かれ少なかれ混合言語なのであった。 Kreolische Studien. Wien: In commission bei C. Gerold's sohn. (1882-1890). http://catalog.hathitrust.org/Record/008395632. (全9部) Slawo-deutsches und Slawo-italienisches. Graz: Leuschner & Lubensky. (1884). http://catalog.hathitrust.org/Record/011819089. “Beiträge zur Kenntnis des kreolischen Romanisch”. Zeitschrift für romansche Philologie 12-13. (1888-1889). さらにヴォラピュークのような人工言語の研究も行なった。ただし特定の人工言語を支持したわけではなかった。 Auf Anlass des Volapüks. Berlin: R. Oppenheim. (1888). バスク語については100本を越える研究論文を書き、他にバスク語文法の入門書も書いた。 Primitiae linguae Vasconum: Einführung ins Baskische. Halle: Max Niemeyer. (1923). シューハルトはロマンス語派とケルト語派の親縁関係を論じた。またバスク語の系統についてはさまざまな説を立て、ケルト語派・イベリア語・ハム諸語(とくにベルベル語)・カフカス諸語との親縁関係を論じたが、現在において認められているものはない。
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