論文の経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/02 14:03 UTC 版)
この論文はもとは1980年4月1日の ”火曜の夕べ” ガイダンスのための原稿として制作され、その後博物館の発行物『カロリネア』 (Carolinea) 1982年40号に掲載された。 日本語版の『鼻行類』が日高敏隆を主翻訳者として思索社から出版される際に、本論文の和訳(訳は中嶋康裕による)も補遺としてシュタイナーの本文の後に掲載された。これは最初に出版した思索社だけでなく、その後絶版となっていた『鼻行類』を再版した博品社の版でも掲載されていたため、日本ではこの論文の存在(とジェットハナアルキ自身)は比較的よく知られている一方、海外の各言語版では当然のことながら掲載されていない。また、日本語版においても、現在入手可能な平凡社ライブラリー版では「有名な本を原著のままの形で収録することも文庫版の一つの意味だと考えて」他者による派生作品であるこの論文は割愛された。そのため2016年現在、この論文を日本語で読もうとするならば『鼻行類』の旧版を探すしかない。
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