談合試合とは? わかりやすく解説

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談合試合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/12 02:01 UTC 版)

談合試合(だんごうじあい)とは、片方もしくは双方の競技者もしくはチームが、あらかじめ申し合わせた結果になるように競技を行うこと。


注釈

  1. ^ 談合試合とは言われなかったが、2004年から3年間実施されていたパシフィック・リーグプレーオフでは、最初の2年間は1位のチームが2チームある場合は第1ステージは行わない制度であったため、談合試合を行わなければプレーオフに進出できないケースが生じる可能性があった。例えば3位が確定した丙が、敗れれば乙との同率1位が確定する甲と対戦した場合、丙が勝利すると甲・乙が同率1位となって丙は出場できなくなり、逆に甲が勝利すると甲1位・乙2位・丙3位となり、丙は甲に敗れることでプレーオフに出場できることになる。このケースは起こらなかったがこれに近いケースはあった。2005年9月24日、西武ライオンズ(現:埼玉西武ライオンズ)は福岡ソフトバンクホークスに勝利し、3位を確定した。この時点で首位ソフトバンクは133試合86勝45敗2分、2位のロッテが133試合83勝48敗2分であり、それぞれ残り試合は3試合であった。ソフトバンクが残り3試合に全敗し、ロッテが残り3試合に全勝した場合、ソフトバンクとロッテが86勝48敗2分けの同率首位で並ぶことになるため西武のプレーオフ出場は決まらなかった。翌日も西武はソフトバンクと対戦したが、この試合、西武はソフトバンクに勝ってもプレーオフ出場は決まらず、引き分けか負けるとプレーオフ出場が決まるという状況となった。結局この日の西武はソフトバンクに2-4で敗れ、ソフトバンクの単独首位が決定、西武のプレーオフ出場も決まった。このこともあってか、最終年および後継となるクライマックスシリーズでは、そうした事態が発生しないよう制度が改定された。[5]

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