試験データの改竄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 22:58 UTC 版)
多数の犠牲者を出した薬害スモンの原因がキノホルムである事を示すデータを握り潰していた事が発覚した。 子会社「株式会社バイファ」(薬害エイズ問題で経営が悪化し、最終的に田辺三菱製薬に合併された旧・株式会社ミドリ十字の100%子会社)が人血清アルブミン製剤である「メドウェイ注」を厚生労働省への承認の申請を行った際に不純物の濃度を実際よりも低く見せかけたり、アレルギー反応の陽性を陰性にデータを差し替えて16件の項目において改ざんするなどして承認を通りやすくしていたことが発覚し、2010年(平成22年)4月13日、同月17日から25日間の業務停止とする行政処分を受けた。 2011年(平成23年)2月28日、日本製薬工業協会を自主退会した。
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