訳語の対応関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 16:14 UTC 版)
以下、ヨーロッパ諸言語の一般例として英語を用いる。 日本語においては、君主として自ら王位を有する女王(queen regnant)は、男王の配偶者である王妃(おうひ、queen consort)とは言葉の上で完全に区別される。 また、王位ではなく帝位を有する女帝(empress regnant:これも皇后(empress consort)とは区別される)とも区別される。ただし、原語で女王と王妃を区別せず、単にクイーン(queen)とされている場合に、本来は「王妃」であっても「女王」と訳されることもある。 イギリス国王ジョージ6世の妻で王妃であったエリザベス・ボーズ=ライアンは、王太后となってからは「クイーン・エリザベス・クイーンマザー(The Queen Elizabeth the Queen Mother)」と呼ばれたが、ここでの2つの「クイーン」は「ジョージ6世王妃(クイーン、Queen)及び女王(クイーン、Queen)エリザベス2世の生母のエリザベス」と意味で異なる。 女王の配偶者である男性は、王配(おうはい、prince consort, king consort)と呼ばれることがある(例:イギリスのフィリップ王配)。
※この「訳語の対応関係」の解説は、「女王」の解説の一部です。
「訳語の対応関係」を含む「女王」の記事については、「女王」の概要を参照ください。
- 訳語の対応関係のページへのリンク