設計と編成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/27 09:22 UTC 版)
「52-K 85mm高射砲」の記事における「設計と編成」の解説
52-Kは、M・N・ロギノフとG・D・ドローヒンらによって設計され、1939年に制式採用された。本来は防空用の火砲だが、対戦車戦闘を想定して徹甲弾も配備されていた。52-Kと同時期のドイツ国防軍の高射砲として、8.8 cm FlaK 18/36/37がある。 52-Kは、16門で一つの重対空連隊を構成し、この連隊は野戦対空軍の師団に配属された。85mm高射砲は、大戦中に4,047機の枢軸国軍機を撃墜し、1機を撃墜するためには平均598発の砲弾を要した。 戦後に過剰となった52-Kは、東側諸国に供与された。また、山岳地帯で対雪崩砲として使用されたものもあった。
※この「設計と編成」の解説は、「52-K 85mm高射砲」の解説の一部です。
「設計と編成」を含む「52-K 85mm高射砲」の記事については、「52-K 85mm高射砲」の概要を参照ください。
- 設計と編成のページへのリンク