設計および機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 06:54 UTC 版)
「デザートテック SRS」の記事における「設計および機能」の解説
SRSは、ブルパップ方式かつボルトアクション式のレイアウトである数少ない狙撃銃の1つであるという点で特に珍しい。これにより、SRSは標準的なレイアウトの狙撃銃に比べ、約11インチ(280mm)全長が短くなっていると言われている。 ブルパップ式のため、マガジンとボルトはグリップの後方にあるため、銃の操作性は他の従来型ライフルとも少し異なる。この設計はSRSよりも先に開発されたドイツのDSR-1狙撃銃と非常によく似ている。デザートテック社によれば、このレイアウトは重心を銃の後方に移動させ銃全体の重量バランスが良くなるとの事である。 スリングポイントは銃の中心線とバランスが取れており、下げたときに銃が水平に保持される。また、SRSには調節可能なチークレスト(頬当て)があり、隆起した輪郭のあるバットパッドは射手の肩によりしっかりと固定可能となる。銃の重さは軽い場合で10.5ポンド程度で、バイポッドや大型スコープで用意に使用が可能である。 SRSは.338ラプア・マグナム弾を主に使用する前提で設計されているが、この他にも.260レミントン、6.5mmクリードモア、6.5×47mmラプア、7mmウィンチェスターショートマグナム(英語版)、.308ウィンチェスター、.300ウィンチェスターマグナム(英語版)のような多種類の銃弾を使用可能である。弾倉は.338ラプア・マグナムの場合、通常5発入りのボックスマガジンを使用する。
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