設立と支店網の拡大
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/29 03:26 UTC 版)
以上を背景に、広島商業銀行は、1896年(明治29年)3月9日に免許を受け設立、同年4月1日に井東を頭取として本川橋西詰め近くの塚本町54番邸に本店をおいて開業した。当行の設立時の資本金は200,000円、払い込み金は50,000円で、この時点では1893年の銀行条例施行を背景に県下に多数設立された中小銀行の一つにすぎず、近辺の商家を主な顧客とするものであった。しかしその後順調に業績を伸ばして県内の有力銀行へと成長し、1899年から1906年にかけて広島市近郊に五海市・己斐・古市・横川の4支店を開設して積極的に支店網を拡大した。
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