計画・建設時
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 11:55 UTC 版)
副都心線は1972年(昭和47年)3月の東京圏の鉄道網整備計画「都市交通審議会答申第15号」において東京13号線として答申されたもので、第8号線から削除した成増 - 向原間に志木 - 成増間および向原 - 新宿間を加え、「志木から和光市、成増、向原、池袋、東池袋、目白東、諏訪町、西大久保を経由して新宿へ至る路線」として初めて示された。第13号線は和光市 - 向原間は第8号線(有楽町線)と線路を共有し、向原 - 池袋間は第8号線と同一のルートを通る複々線とされた。 同時に志木 - 和光市間は東武東上線を複々線化することならびに新宿より渋谷、品川を経て羽田空港方面への延伸を検討することも示された。その後、1985年(昭和60年)7月の運輸政策審議会答申第7号では池袋以南の南下について、終点を渋谷とすることが示された。 「東京メトロ有楽町線#第13号線と建設工事の遅れ」も参照 このうち、志木 - 和光市間は東武東上線の複々線化を実施し、和光市 - 小竹向原駅は有楽町線として、小竹向原 - 池袋間は有楽町線新線としてそれぞれ開通した。有楽町線新線は、副都心線開業までの間「有楽町線(新線)」または単に「新線」(英: New Line)と案内され、同線の終着であった池袋駅は広く「新線池袋」(英: New Line Ikebukuro)と案内されていた。
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