西 あゆみ(にし あゆみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 03:46 UTC 版)
「漂流教室」の記事における「西 あゆみ(にし あゆみ)」の解説
大和小学校5年生。この物語のもう一人のヒロイン。容貌はとても美しく、咲子とは対照的に大人しく物静かな性格。幼い頃に転んで脊髄を痛めたために足が不自由で、松葉杖を常備している。その所為で皆から除け者にされ、一人で空想ばかりしていた。そのおかげか、自身の体を通じて現代にいる翔の母・恵美子と翔の意思疎通を媒介する超能力のような力が身についており、唯一、未来と現代を繋ぐ架け橋となって、翔たちが危機を脱する決め手を何度も作り出すことになった。最初は儚げでか弱かったが、翔の盲腸手術の時に自ら助手として名乗り出るなど、徐々に強靭な意志を見せるようにもなっていく。現代との交信は体力を著しく消耗するようで、物語の後半ではほとんど意識が戻らない状態に陥っていた(過去と未来とを繋ぐ交信超能力は眠った状態でのみ発現されるが、最終盤で超能力を使い果たすことで目覚めの予兆を見せていた)。出身は長野県。両親は既に他界し、東京の叔父の元で暮らしていたものの叔父からも白目で見られる辛い日々を送っていた。二年生の頃仲田と同じクラスになった事があり、差別されていた自分を庇ってくれたことから、怪虫の生みの親として敵視される仲田を庇った。最後まで生き残った。
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