襲撃当日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 15:16 UTC 版)
1958年6月11日午後3時、安藤昇(当時32歳)は元山富雄とともに、銀座8丁目の第2千成ビル8階にあった東洋郵船本社を訪れて横井と交渉した。しかし横井は「その件なら話はついているはずですが」と支払いを拒否し、さらに「日本の法律ってやつは借りた方に便利にできてるんだ。なんなら君たちにも金を借りて返さない方法を教えてやろうか」とうそぶく。元山と安藤は一旦会社を後にする。 同日午後7時10分、安藤組赤坂支部・千葉一弘(後の住吉会住吉一家石井会相談役 当時25歳)が、東洋郵船本社の社長室に押し入り、横井をFN ブローニングM1910で1発銃撃した。横井は右腕から左肺と肝臓右を貫通し右わき腹に達する銃弾を受け、意識不明の重体に陥ったがかろうじて一命は取り留めた。その手術の際、撃ち込まれた弾丸は取り出すことができなかった。 千葉は逃走。警視庁は横井に対する恐喝容疑で安藤昇を全国指名手配した。
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