襲撃前の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 05:05 UTC 版)
11月15日(グレゴリオ暦12月10日)、七ツ半(午後五時)頃、中岡は書店であった菊屋を訪れた。中岡は主人の息子である鹿野峰吉に手紙を渡し、錦小路の薩摩屋に持参し返事は近江屋に持ってくるよう告げた。中岡は途中で土佐藩士の谷干城の下宿を訪れたが、不在であったためそのまま近江屋に向かった。 六ツ半(午後七時頃)、薩摩屋からの返書を持った峰吉が近江屋に到着した。その頃龍馬と中岡は何事か話し合っていたが、峰吉が中岡に返書を渡した後、岡本健三郎が入ってきた。小半時ほど雑談した後、龍馬が腹が減ったと言い出し、峰吉に軍鶏を買いに行かせ、用事があった岡本も峰吉と同行した。峰吉は四条小路の鳥新に向かい、軍鶏肉を購入して近江屋に戻ったのは五ツ半(午後九時頃)だった。
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