製麺工程
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/20 14:54 UTC 版)
以下は、手延べの氷見うどんの製法である。まず、小麦に塩水を加え練り上げる。このとき、塩及び水の割合は天候等の影響を鑑み、職人の手によって調節される。この生地を熟成させたのち、足踏み・熟成を繰り返すことで麺に粘りや弾力性を生じさせることができる。そして、円盤状に広げた生地に渦巻き状に包丁を入れ、一本の帯の形としたのち、太目こなし・細目こなしという手延べ工程で麺を細く長くしていく。こうしてのばした麺を、2本の棒に八の字にかけ、カケバ、コビキ、ハタ掛けといった作業を経て更に延ばし、くっつかないよう箸入れをしながら乾燥させることで氷見うどんとなる。製麺所である海津屋には、店頭に製造工程を示した井波彫刻の人形が並んでいる。
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