製作会社の創設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 17:51 UTC 版)
1959年生まれのリュック・ベッソンは、15歳の頃から映画に興味をもち、18歳で本気で映画の道を志すことを決めた。まもなく『Le Pétite Siren』という短編を8,000フランで完成させた。 フランスでは、文化省の中央映画庁(CNC,Centre National du Cinéma)が映画産業への補助金を管轄していた。同庁に登録するためには法人格が必要で、ベッソンは『Le Pétite Siren』を登録するため一人で映画製作会社「ル・フィルム・デュ・ルー」(Les Film du Loup)をたちあげた。ベッソンは、親戚の遺産を相続した友人から5万フランを借り、これを担保としてUBP銀行(Union Bancaire Privée)へ映画製作のための融資を申し込んだが、にべもなく断られた。 その後、ベッソンはパリで映画関連の職に就きながら、短編や広告、記録映像などの製作にも係わり、はじめは助手として、のちに第2助監督を任されるようになった。
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