衰退期、そして劇場の終焉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 00:09 UTC 版)
「シードホール」の記事における「衰退期、そして劇場の終焉」の解説
1990年代の前半になると、経営母体である西武百貨店の経営悪化により、幾度か存続の危機に陥った。1994年にはスタッフの半数が他の部署へ異動となった。最多時で8人いた運営スタッフが3人となった状態で、ロードショーと演劇の2本柱の番組で運営された。 シードホールは、1995年の2月に閉館した。閉館にともなうイベントなどは一切行われず、関係各位に閉館の挨拶状が送られた。これ以後、セゾン美術館(1999年閉館)、スタジオ200(1991年閉館)、シネセゾン(1999年に他社へ移管)に続き、西武百貨店の文化拠点はなくなった。シードホールのあった階には、現在は西武百貨店の事務所が入っている。なお現在もPARCO劇場を持っているパルコは西武系であるが、西武百貨店とは別会社である。
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