血漿検体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 01:19 UTC 版)
EDTA血漿は、RNAベースのウイルス量試験に適した無細胞ウイルスRNAの供給源である。検体の収集、保管、バイオセーフティ(英語版)対策の検討は不可欠である。血漿からRNAを抽出するためには、特殊機器、試薬、トレーニングが必要で、リソースの限られた中小規模のラボでは手が届かないものである。50コピー/mLを下限とする直線範囲を得るためには、大量のサンプル(血漿1 mL以上)を要し、静脈穿刺が必要となる。この直線範囲は治療の監視に最適である。1000コピー/mLを超えるより高い直線範囲が許容される場合は、乳幼児期のHIV感染症の診断には指先穿刺で十分な検体が得られる[要出典]。
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