融雪設備設置の経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 15:53 UTC 版)
秋田新幹線の冬季における安定輸送向上を目的に、当駅へ融雪設備が設置されることが決まり、改良工事が行われた。既存の本線ホームの北側に新しい上り線(新・上り1番線)と上りホームを設置し、ここに融雪設備を設けた。2018年5月下旬頃から工事に着手し、2019年10月26日から31日にかけて切り替え工事を行い、2019年11月1日より新しい上り線の供用を開始した。その後既存の待避線にあたる下り副本線と下りホームを撤去し、現行の本線に沿って新しい下りホームが整備された。融雪装置は同年12月15日より稼働を開始した。 なお、2019年10月下旬の切り替え工事期間中は当駅での交換が不可能となっていたため、中規模のダイヤ変更が行われた。具体的には、当駅で行っているこまち同士の交換は盛岡駅で行い、当該の下りこまちについては仙台駅で切り離しを行っていた(盛岡で上り列車待ち合わせをするこまちに合わせてはやぶさが長時間停車にならないように、併結していたはやぶさが盛岡でこまちを追い越す。上り列車は盛岡駅連結で変更なし)。 2020年4月25日には、下りホームが拡幅され、全ての列車が跨線橋を渡らずに利用することが可能となった。
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