融雪設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/07 03:03 UTC 版)
もともと材料自体が薄く屋根荷重が小さいのが膜構造の特徴でもあるが、雪が積もった場合にはそれが通常の数倍数十倍に増し、構造的に致命的となる場合がある。特にエアサポート構造は、屋根全体の陥没という結果をもたらす。積もった雪がとどまりにくく滑落しやすい形状をデザインするほか、特に降雪のある地域に建設する場合には融雪用の電熱線などを組み込むことがある。また空気膜構造では、二層の膜の間に暖めた空気を送り込むことにより融雪を行うという手法も用いられる。
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